宮崎市中村東のきくち皮膚科泌尿器科クリニック|アトピー、陥入爪の矯正、前立腺肥大症、過活動膀胱、ED、AGAに対応

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巻き爪・陥入爪治療|宮崎市中村東のきくち皮膚科泌尿器科クリニック|アトピー、頻尿に対応

巻き爪・陥入爪とは

巻き爪とは、その字の如し、「巻いている爪」のこと、食い込んだ爪が軟部組織を傷つけ炎症を起こした状態です。足の爪に起こることですので、見えない部分だと気にしないでおくと大変なことになります。爪が指の肉に食い込んで激しい痛みを起こします。さらに悪化すれば膿み、歩くこともままならない状態になります。そうなる前に治療が必要です。

●巻き爪の原因は…?
巻き爪の原因:生まれつき持った爪の生え方、形態異常などの先天的要素とそれ以外の後天的要素があります。

  1. 爪の形状(遺伝的要素)
    爪が薄く、柔らかい人はもともと足の指の肉からの圧迫に弱いと考えられます。結果、巻き爪を引き起こします。
  2. 靴による圧迫
    つま先の細い靴やハイヒール靴による爪への圧迫、靴下(ストッキング)により爪が圧迫され続けること。靴の先端が細い靴は、巻き爪になりやすい靴と言えます。
  3. 深爪
    爪を短く切りすぎる深爪も原因のひとつ。爪の周りの肉は深爪をすると、爪を圧迫します。結果、爪は湾曲し、巻き爪を起こします。
  4. つま先を強打
    スポーツ(母趾に急激な重力がかかるもの、瞬発力を必要とするもの)、特にサッカーなどでつま先をぶつけたり、重いものをつま先に落として強い衝撃を与えてしまっても巻き爪の原因になります。また長距離の歩行などが考えられます。
    強打した部分が炎症を起こし、爪の両側から肉が圧迫してきます。
  5. 肥満、妊娠(急激な体重の増加)
  6. 悪路での長時間歩行
  7. 爪水虫(爪白癬)、爪の中の異物、汚れ
  8. 誤った処置

●陥入爪

  • 爪の角がくい込んで痛みを伴う状態のことを陥入爪といいます。
    症状としては、食い込んだ爪の周囲に痛みや赤み、腫れがみられます。
    悪化すると膿んでしまうことも多々あります。


●予防方法は…?

  1. 深爪をしない、爪の両側の角を残して切ること。
  2. 靴や靴下は適度なゆとりのあるものを履く、足に合わない靴を履かない(つま先の窮屈な靴など)。
  3. 足を清潔に保つ。

きくち皮膚科泌尿器科クリニックでは新しい陥入爪・巻き爪治療をご提供できます。

特殊なワイヤーを使って治療します。皮膚を傷つけることはありません。(保険適用外)

  1. VHO[VIRTUOSE HUMAN ORTHONYXIE]による巻き爪矯正
    *VHOライセンス取得者のみが行える治療方法です。3TO(VHO)ライセンス、院長 菊池 英維所有
    主にドイツで行われている巻き爪矯正法です。VHOワイヤを爪の両側に引っ掛け引き上げていきます。この方法であれば、爪の先端部分が伸びていない場合でも治療できます。
  2. ポドフィックスによる巻き爪矯正
    プラスチックプレートや金属バネを爪に貼って矯正する方法です。
  3. 超弾性ワイヤー(マチワイヤー)による巻き爪矯正
    爪の先端部分2カ所に穴を開けて、超弾性ワイヤーを通します。ワイヤーは決して折れ曲がることはなく、まっすぐになる性質を利用して巻き込みを矯正していきます。ある程度、爪が伸びていないと施行できません。
  4. ドクターショール巻き爪用クリップ
    つけ外しが簡単で、自分で付け外しが行える器材です。矯正力がやや弱く、変形の大きな爪には適しませんが、上記のワイヤーなどでの処置の後に維持として使用を考えています。

これらの巻き爪矯正治療は手術ではありませんので一気に爪の変形が良くなることはありませんが、巻き爪による(食い込みによる)足の皮膚の痛みにはよく、処置後には痛みが軽減します。

ただし、巻き爪の状態によって、たとえば強い炎症を起こしていたり皮膚が化膿していたりすると矯正治療を見合わせ、外科的な治療をしなければならないこともありますので、しっかり状態を確認してから治療方針を決定するスタイルととっています。(保険適用)

VHO式巻き爪治療の特徴

VHO式ワイヤーによる巻き爪矯正治療は、手術をせずに巻き爪を治療することが可能です。いまのところ、保険が適用していませんので自由診療の治療になりますが、麻酔の注射や消毒のための通院は不要、状態が良くなるまでに時間を要しますが日常生活にはほとんど支障をきたすことなく爪の矯正ができます。
矯正治療は初回ワイヤーをかけてから2~3カ月後にワイヤーをかけ直すことになります。症状にもよりますが、爪が矯正されるまでに平均340回のワイヤーかけなおしが必要で、6カ月~1年ほどかかります。

実際のワイヤー処置について

  • ワイヤー矯正治療の時間は1カ所につき15分程度要します。
  • 治療時、若干の痛みは伴いますが、患者さんがイメージしている苦痛の10分の1程度ではないかと思います。つまり、思っているほど苦痛はなく、治療が終えることができます。(ただし、苦痛の度合いは巻き爪の状態により若干異なります)
  • 治療後は、もちろん通常の靴を履いて歩いて帰宅できます。ただし、つま先のとがった硬い靴やハイヒールなどは避けてください。また、入浴や軽いスポーツなどこれまでと変わらない日常生活を送ることができます。
  • 巻き爪の状態にもよりますが通常、初回を含め3回のワイヤー矯正を実施しますとかなり正常な状態に戻ります。個人差はありますが、約3カ月ごとにワイヤーのかけ直しをすることになりますので、その時期が来ましたら受診していただきます。
  • 巻き爪が矯正されるまでには6カ月~1年くらい時間を要します。

■初受診時(予約不要)
医師による診察、写真撮影
※治療は予約制になりますので、後日来院して頂き施術いたします。化膿している場合、すぐに矯正はできないので、状態により内服薬・外用薬処方(保険適用)での治療が必要になります。

【ドイツVHO式巻き爪矯正法】
本治療は、保険が適用されませんので自由診療となります。
※当クリニックではVHO式巻き爪矯正のライセンスを取得して治療にあたってます。
治療費:初受診料込み1本目8,000円(税込)、同日の2本目以降1本につき6,000円(税込)。 ※1爪あたりの価格です。

【ポドフィックス】
本治療は、保険が適用されませんので自由診療となります。
治療費:初受診料込み1本4,000円(税抜)。 ※1爪あたりの価格です。

超弾性ワイヤー(マチワイヤー)の特徴

マチワイヤはニッケル、チタン合金に特殊処理をほどこした合金製です。強く曲げても回復力が一定で、折れる事がほとんど無く、曲げた状態でも数カ月以上にわたり強い回復力を発揮します。そのため刺入が簡単で、巻き爪の形を少しずつ矯正します。爪の先端に穴を2つ開けてマチワイヤを装着し、1~2カ月間爪を伸ばすと成長とともに矯正されます。爪が伸びていないと使えませんが、矯正力があります。

【超弾性ワイヤー(マチワイヤー)】
本治療は、保険が適用されませんので自由診療となります。
治療費:初診料込み1本4,000円(税込)。 ※1爪あたりの価格です。