宮崎市中村東のきくち皮膚科泌尿器科クリニック|アトピー、陥入爪の矯正、前立腺肥大症、過活動膀胱、ED、AGAに対応

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診療設備(皮膚科)

ナローバンドUVB/UVA照射器(デルマレイ-200)

適応疾患:尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・尋常性白斑・アトピー性皮膚炎

紫外線治療にはPUVA療法と呼ばれる治療が用いられてきました。しかし、治療に時間がかかることや治療後に直射日光に当たれないと言った不便さがありました。新しく導入しているナローバンドUVB療法は新しい紫外線療法です。乾癬・掌蹠膿疱症・尋常性白斑・類乾癬・アトピー性皮膚炎などに使用します。慢性で難治の皮膚病である乾癬を改善させる高い光は300~313nmの光線であることが分かっております。その中でも波長が長い方が日焼けを生じにくいため、これに基づいてピーク波長が311±2nmのナローバンドUVB療法が開発されました。つまり発がん性の高い光や治療作用の低い光をカットし、治療に作用がある光線以外はほとんど出さない光を用いた治療です。ナローバンドUVBは現在の紫外線療法では主流となりつつあります。照射前に薬の服用や外用、照射後の遮光が必要なく、治療時間が短いのが特徴です。

今までのナローバンドUVB/UVA照射器のデルマレイ200に加えてさらに大型の全身型ナローバンドUVBのデルマレイ400を導入致しました。より早く強力な照射が可能です。

ターゲット型エキシマランプ紫外線治療器(VTRAC)

2012年2月から、新しくターゲット型エキシマランプ紫外線治療器を用意いたしました。エキシマライトの中でも強く、短時間で連続照射できるPhotoMedex社製の機種(VTRAC)になります。
これまでの紫外線療法による治療や薬だけではなかなか改善しなかった白斑、円形脱毛症のほか、ステロイドやビタミンD3だけでは十分な改善が得られず再発した乾癬やアトピー性皮膚炎に伴う結節性痒疹、掌蹠膿疱症、そして扁平苔癬などにも有効です。現在使用しているナローバンドUVB照射器の紫外線波長は311ナノメーターで、これに対してVTRACの波長は308ナノメーターですが、どちらもUVBという種類の紫外線に属します。ではVTRACとこれまでの紫外線照射器は何が違うのでしょうか。

Excimer lamp VTRACの特徴

1 波長308±2nmのExcimer lampにより、局所的に150mW/cm2という高輝度の光を短時間で照射するため、従来のナローバンドUVBの約180倍の強さの紫外線を1/180の時間で照射できます。

2 1ショットずつ患部に照射するため、病変部以外の正常部位に対する照射を防ぐことができる。

3 1回あたりの照射時間が短いため、患部が広範囲に及ぶ場合でもすばやい治療が期待できます。なお、小さな局面には専用のアタッチメントを用いることで、さまざまなサイズ・形状の疾患に対応が可能です。

結論からいうとVTRACのほうが短い時間で作用が期待できます。ナローバンドUVBが一照射に数分掛かっていた治療を数秒(ほとんどは一照射10秒以内)で終わらせることができます。しかもいままでの紫外線治療で作用が出なかった場合もVTRACに変えて作用が期待できます。照射野が狭いので広い範囲の治療には向きませんが、狭い範囲の病変に対しては良い治療です。ナローバンドUVB照射器は広い範囲に当てられるため、今でも広い範囲の乾癬に対してはこちらが治療の主役です。今回、ナローバンドUVB照射器とエキシマライトを同時に所有でき、これによつて全身に病変が分布する場合はナローバンドUVB、限局性の病変にはVTRACと次世代型紫外線治療の併用と使い分けが可能となりました。

VTRACは従来の光線療法や内服薬、外用剤とも併用できます。他の治療作用がそれほど現れていない方、疾患の面積が小さい方はぜひ本治療をおすすめします。週に2回から、2週間に1回のペースで照射していきます。なおVTRACは、健康保険が適用されます。

患者さんに対してより良い医療機器を導入できることは医師として大きな喜びです。

直線偏光近赤外線照射治療器

スーパーライザー(ha-2200、PX:東京医研)

体の深いところまで届くように考えられた暖かい赤い光(近赤外線)をスポット状に高出力照射する光線治療器です。障害のあるところの血行を改善し症状を緩和してくれます。また、神経に直接作用してストレスなどで緊張している神経を平常な状態にもどすことにより、ペインクリニックはじめ各科で認められています。当院では帯状疱疹による疼痛の管理や難治性皮膚潰瘍の治療に用いております。使い方は直接患部にあてる方法と星状神経節にあてる方法があります。

今回導入した新型の赤外線治療器のスーパーライザーPXは、パルス照射をおこなうように設計され、高出力な点が大きな特徴となっており従来機の最大2.2Wであるのに対し赤外線治療器のスーパーライザーPXは出力をパルス照射するため最大出力が10Wとなっています。

ダーモスコピー(DERMLITE DL4、DERMLITE II PRO、LUMIO DERMLITE)

ダーモスコープは皮膚病変を偏光レンズで拡大して、特に色素性病変に対して、表皮全層から真皮上層部に及ぶ色素の分布を観察する器械です。悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞がん、色素性母斑(ほくろ)、脂漏性角化症などの鑑別に用いられ、診断の助けになります。特に足の裏のほくろの診断にとても有効で、ほくろとメラノーマの鑑別が容易となります。ダーモスコピー検査は保険診療で行います。

当院ではパッチテストによるアレルギーテストを行っております。

(院長は日本アレルギー学会および日本皮膚免疫アレルギー学会会員です。)

金属アレルギーとは、直接身に付けるアクセサリーなどの装飾品・宝飾品や歯科治療で使用する金属が原因で起こるアレルギー症状を言い、皮膚の炎症などのアレルギー反応が現れます。最近特徴的な金属アレルギーの原因にピアスがあります。長年装用している間に、からだにアレルギー反応が起こることがあります。このような場合には、アレルギーの原因となる金属を推定、除去することで、皮膚疾患が改善あるいは軽快することがあります。また、ピアスにまける方は他の金属を推定することで、ピアスのトラブルがなくなることがあります。金属パッチテスト皮膚表面(背部)に金属を含んだ試薬を貼付することにより、アレルギー反応を起こすかどうかを調べる方法です。健康保険適用です。

アレルギーの頻度の高い金属として、水銀。次にニッケル、コバルト、スズ、パラジウムの順で、アクセサリーによく使われる金属として、多いのはニッケルです。また、汗との関係も重要です。発汗時、汗と接触した金属部分がイオン化することで金属アレルギーによる接触皮膚炎が誘発されます。運動をする前はアクセサリーやピアスを外したり、夏場など汗をかきやすい日の使用は避けるなどの予防が必要です。普段からアクセサリーを身に付ける方は金属アレルギーにならないよう特にご注意ください。

当院では金属アレルギー検査試材16種(鳥居薬品)、Japanese standard パッチテスト26種(Brial、鳥居薬品)、パッチテストテープ24種(佐藤製薬)を用意しておりますが、化粧品などはご自身で使用しておられる物をご持参いただきます。化粧品は小分けして持参されても構いませんが、混ざらないように注意してください。会社名、商品名を必ず明確にしてください。

☆パッチテストを受けられる方へ
パッチテストとは、化学物質や薬剤、または化粧品などが、皮膚に対して刺激性やアレルギーを持っているか、背中や上腕内側に貼って調べる検査方法です。貼付2日後にパッチテストテープを剥がし、剥がしてから30分後、3日後、1週間後が判定日となります。

<注意していただく事>

  • テスト中は入浴、シャワーで濡らさないでください。汗をかく様な事は避けてください。
  • 掻いたり、叩いたりしないでください。かゆみがひどい時は次の日に御来院いただくか、やむ得ない場合は剥がしてください。
  • テスト中は貼った場所に力が加わる事を避けてください。
  • テストの1週間前から日焼けを避けてください。
  • 抗アレルギー剤内服中は検査ができません。(風邪薬を含みます。)
  • 金曜日は日曜日が判定日になるためやはりできません。

超音波(エコー)検査

超音波(エコー)検査は、レントゲン検査やCT検査のように、放射線量なく、婦人科での胎児検査に用いられている事からも分かるように子どもや妊婦にも検査することができます。調べたいところに超音波を発信し、返ってくる波動をコンピューターで画像化します。皮膚科においては粉瘤や脂肪腫、石灰化上皮腫、異物、血管平滑筋腫、皮膚線維腫、血管腫、血栓など幅広い症例に有用です。

皮膚エコーの利点は、簡単、他の画像診断に比べコストがかからない事でしょうか。逆に欠点としては、綺麗な画像を得るにはややテクニックが必要、診断に悩む場合も少なくない、被髪頭部は実施しにくいなどと考えます。

皮膚科の医師ならば触診だけでほぼある程度は皮膚腫瘤の診断は付くと思われますが、角質が厚く皮下の様子が判断しづらい足底などの皮下腫瘍には超音波検査が特に有用と考えます。私自身の経験としては、他院で長らく胼胝(タコ)を繰り返していた患者さんの足底皮下に腫瘍を発見した事が一度ならずあります。

私自身が泌尿器科の担当医としてキャリアを始めたので(泌尿器科にとっての超音波検査機器は、内科の担当医の聴診器と同じぐらい当たり前のもの)、超音波検査機器になんの抵抗もなく慣れ親しんでおり、当院でも開院以来、皮下腫瘤などの診断目的で使用しております。まだわずかではありますが、近年、宮崎県下の皮膚科でも超音波機器の導入例が見られます。メスを入れる前に腫瘍の全体像を把握しておく事は重要な情報となります。皮膚腫瘍の診断が必要な際にはぜひご質問ください。

血圧脈波検査装置 HBP-8000

心電・心音センサーを装着することなく、ABIとPWVの測定が可能な血圧脈波検査装置です。血圧を測るのと同じ感覚で気楽に受けることができます。両手、両足首の四肢の血圧を同時に測定し、その他の検査項目も同時に測定できます。検査は約5分ほどの時間ですぐに結果を確認できます。

ABI(Ankle Brachial Pressure Index;足関節/上腕血圧指数)とは、血管の詰まり具合を示す指標で、閉塞性動脈硬化症(PAD(Peripheral Arterial Disease);主に下肢の動脈で狭窄や閉塞を生じ、その末梢側に種々の病変を呈する疾患)の診断に使われます。
PWV(Pulse Wave Velocity;脈波伝播速度)とは、血管の硬さを示す指標です。脈波の伝わるスピードは、血管が硬くなるほど速くなるという原理を利用し、2点間の脈波の脈波伝播時間から算出しています。
心血管病リスクの評価指標として生活習慣病指導に活用する上で有用な機器です。